12月26日（土）中山競馬場で行われたG1第37回ホープフルＳ（芝2000m）で、2018年当歳セール取引馬ダノンザキッドが優勝しました。
スタートを決めると、最初のコーナーでは力みそうになりましたが、何とか好位で折り合いました。前半の1000mが61.9秒のスローペースとなった道中でも、鞍上が懸命になだめながらの追走となり、勝負どころでは逆手前で走っていたため、もたつく走りのまま４角を回りました。最後の直線では、手前を替えてスムーズな走りを取り戻すと、中山競馬場の急坂を苦にすることなく力強く伸びて先頭でゴールを駆け抜けました。
皐月賞と同じ舞台で行われた２歳チャンピオン決定戦を無敗のまま制したダノンザキッド。来春のクラシックの主役に堂々と名乗りを上げました。