4月24日(日)東京競馬場で行われたG2第57回フローラＳ(芝2000m)で、2020年１歳セール取引馬エリカヴィータが優勝しました。
好スタートを決めると、「先行有利」の開幕週の馬場を考慮して、好位４番手のインコースにポジションを取りました。最初の1000mが60.2秒のミドルペースとなりましたが、道中でも引っかかるような素振りはなく流れに乗りました。じっくりと脚を溜めて直線を向かうと、先に抜け出した馬たちに挟まれて行き場をなくす場面がありましたが、馬郡を割って抜け出すと、そこからもうひと伸びして逃げ込み態勢だった２着馬も交わし、先頭でゴールを駆け抜けました。
トライアルを快勝して、樫の女王に名乗りを上げたエリカヴィータ。キンシャサノキセキを近親に持つ良血馬のクラシック制覇に夢が広がります。