5月14日(土)東京競馬場で行われたG2第67回京王杯スプリングＣ(芝1400m)で、2019年１歳セール取引馬メイケイエールが優勝しました。
この馬の最大のテーマである「折り合い」に今回も注目が集まる中、スタートが切られました。大外枠から五分にゲートを出ると、口を割って行きたがる状況となりましたが、３角を過ぎたあたりで落ち着きを取り戻し、４コーナーを回りました。最後の直線では、残り400mでゴーサインが出ると、折り合いを欠いていたのが嘘のように瞬時に加速して楽に抜け出し、外から迫った２着馬の追撃も振り切ってゴールを駆け抜けました。
１ハロン延長により、折り合いに苦しみながらも、現役最多タイとなる重賞５勝目をもぎ取ったメイケイエール。余りあるスピードをコントロールして、待望のビッグタイトル奪取となるか、今後の動向にご注目ください。