6月26日（日）阪神競馬場で行われたG1第63回宝塚記念（芝2200m）で、2018年当歳セール取引馬タイトルホルダーが優勝しました。
好スタートを決めて先手を奪う勢いでしたが、外からハナを主張した馬がいたため、控えて２番手で１角に入っていきました。バックストレッチで迎えた前半1000mの通過タイムが57.9秒をいうハイペースとなりましたが、人馬一体となってスムーズに追走していきました。勝負どころから徐々にペースアップして、４コーナーで先頭に並びかけると、最後の直線では強さを誇示するかのような圧倒的な走りで後続を突き放し、先頭でゴールを駆け抜けました。
勝ち時計２分９秒７のレース＆コースレコードで、３つ目のビッグタイトルを獲得したタイトルホルダー。“現役最強”の称号を胸に、数々の名馬が扉を押し開けることができなかった「凱旋門賞」に挑戦します。
また、メンバー最速の末脚で２着に食い込んだヒシイグアス、３冠牝馬の意地を見せたデアリングタクトが３着に入り、セレクトセール取引馬によるワン・ツー・スリーフィニッシュとなりました。