12月29日（木）大井競馬場で行われたG1第68回東京大賞典（ダ2000m）で、2017年当歳セール取引馬ウシュバテソーロが優勝しました。
スタートを難なく決めると、いつものように後方に控える競馬を選択し、１コーナーを回っていきました。向こう正面では、この馬の武器である末脚を温存するため、砂を被らない外側に馬を出して追走していきました。３～４角中間点から外に出して追撃を開始すると、最後の直線では１頭だけ次元が違う末脚を繰り出して前の馬を豪快に抜き去り、先頭でゴールを駆け抜けました。ダートへの初挑戦から５戦４勝の成績を残し、一気に頂点に立ったウシュバテソーロ。古豪引退など、世代交代の風が吹きすさぶダート界に楽しみな新星が誕生しました。
また、２着にも当セール取引馬ノットゥルノが入り、今年最後のＧ１で嬉しいワンツー・フィニッシュとなりました。