3月19日(日)阪神競馬場で行われたG2第71回阪神大賞典(芝3000m)で、2020年１歳セール取引馬ジャスティンパレスが優勝しました。
スタートを決めると、好枠を生かして内ラチ沿いの３番手に収まり、流れに乗りました。スローペースになった道中も、１周目のホームストレッチ、向こう正面とも引っかかる素振りも見せず、しっかりと折り合って進んでいきました。勝負どころに差しかかると、後方にいたライバルたちが外から進出を開始しますが、インコースでじっとしたまま４コーナーを回りました。最後の直線では、外から被せられ進路がなくなる場面がありましたが、スペースができると瞬時にギアチェンジして抜け出し、後続の追撃も封じ込めました。
悲願のビッグタイトル奪取に向けて、完璧な試走で期待に応えてみせたジャスティンパレス。リニューアルされた京都競馬場にて３年ぶりに開催される天皇賞・春でどのような走りを見せるのか、楽しみは尽きません。