9月24日(日)阪神競馬場で行われたG2第71回神戸新聞杯(芝2400m)で、2021年１歳セール取引馬サトノグランツが優勝しました。
スタートを決めると、外から先手を主張した馬たちを先に行かせて、中団インにポジションを取り、１角に入っていきました。向こう正面で迎えた前半1000mを61.2秒で通過するスローペースの中でもじっくりを脚を溜めて進んでいきました。勝負どころからじわじわと加速して最後の直前を迎えると、インコースから馬群を縫って加速し、横一線となったゴール前の激戦を制しました。
秋初戦をコースレコードで快勝し、重賞２勝目をマークしたサトノグランツ。史上初となる菊花賞での「父子３代制覇」に向けて、楽しみが広がる勝利となりました。
また、２着にも2020年当歳セール取引馬のサヴォーナが入り、菊花賞への優先出走権を獲得するとともに、今年４度目の当セール取引馬による重賞ワンツー・フィニッシュとなりました。